2001年 5月20日 日曜日

 健康になる麦入りご飯


   大阪で開かれた日朝協会第37回全国総会に出席した。昨年の「6・15南北首脳共同宣言」移行、コリア情勢は大きく変貌した。あれだけ深刻な対立を経験した総連と共産党(JCP)も関係改善に踏み切ったし、我々も『ワン・コリア 子ども美術展』という全国的にもはじめての南北joint事業を成功させた。

 そんななかで旧態依然の孤高ぶりを見せていたのが、我が日朝協会全国本部だったのだが、ここへきて「交流を再開する」ことなった。その上韓国民団との交流がはじまったため、今回の第37回全国総会ではコリア両団体から挨拶を受けることになった。こうなってみると、日朝協会本部は南北両コリア団体と正規の関係を持つ数少ない民間団体ということになって、1周遅れがトップに立つことになった。世間ではよくあることであるが、皮肉ではなく、まことにご同慶の至りというべきであろう。

 在日大韓民国民団代表の挨拶に特に感銘を受けた。

 米の飯はおいしい。しかし、米の飯ばかり食べると健康には良くない。そこへ麦を少し混ぜると健康のもとになる。マイノリティもこれとおなじ、マイノリティとの共存を追求することによってその社会は健康になっていく。
 分かりやすい話である。学校でも、共学になって女子学生が入学するようになったり、障害を持つ学生と机を並べるようになったりすることで、学校らしい思慮深さが醸成されて行くものである。