2001年 4月28日 土曜日

 sorry


   テレビで『プリティ リーグ』を見た。戦時中の日本のプロ野球は選手たちが次々と皇軍に召集されて結局リーグは休止ということになったが、アメリカでは(男性)選手が召集されたから女性のプロ野球をやろうということで新しく女性プロ野球リーグが創設された。これが『プリティ リーグ』。

 戦後随分たって往年の女性プロ選手たちが再会することになった。そのシーンで主人公の女性が古い同僚に「ひさしぶりね」。「お久し振り、元気だった?ご主人も元気?」、「三年前に死にました」

 このあとに相手が「I'm sorry.」と言ったのだが、この時思い出したのが米中空軍機接触事件の後、アメリカが中国に発した「Very sorry.」だった。中国はこのことばをもってアメリカは中国に謝罪したと発表したが、しばしの沈黙の後アメリカは「Sorry は謝罪を表す言葉ではない」と主張した。

 忘暮楼などは、誰かから確か「アメリカ人には I am sorry.などと言ってはいけない。そんなことをいうと、自分の罪を自分で認めることになるんだよ」と教えられたような気がするのだが、この事件の後テレビに出てきた大学の英語の先生は、当然のことのように「Sorry は謝罪ではありません。謝罪は apologize です」と開設する。なーんか、自分の不勉強を棚に上げての話だがだまされたような気がしたものだ。

 しかし、確かに『プリティ リーグ』の「I'm sorry.」も「お気の毒ね」としか取れないなあ。