2001年 4月23日 月曜日

 貴族政治


   自民党の総裁選挙が進んでいる。愛媛の結果も出た。

小泉純一郎28896票
橋本龍太郎11242票
亀井 静香 2361票
麻生 太郎 1843票
 こうやって並べてみると「一郎」と「太郎」の戦いのようにも見える。亀井静香は警察官僚からの転進らしいが「一郎」「太郎」組は世襲代議士である。長男に家督(代議士の椅子)を譲ったわけだ。
 世襲による政治は朝鮮(DPRK)がそう非難されたように王朝政治、貴族政治である。日本は代議制と言いながら実質貴族政治になっていると以前から言われてきたのだが、今回の総裁選挙のメンバーを見ると、応援の田中真紀子を含めてその感を深める。

 どの候補も、歴史修正主義の金太郎飴を四つにちぎったような候補たちである。そうすると、声の大きいものが勝つことになる。そこでたとえば「8月15日は靖国神社へお参りします」という4人の共通項に「なにがあっても」を付け加えて絶叫した小泉氏の圧勝に終わることになる。

 憲法改正も靖国護持も自民党の党是、自民党政治の原理。追い詰められた自民党員たちは「原理主義」に走っている。小泉新総裁の選出は「新しい歴史教科書をつくる会」の歴史教科書とともにアジアへの一種の宣戦布告となるのであろう。