2001年 2月15日 水曜日

 子孫長久・家門繁栄


   忘暮楼は毎日の勤行の終わりのほうで、一連の願い事を言上する。文言は決まっていてそれを暗唱しているだけなのだが、最近気に入っているのが「子孫長久・家門繁栄」である。一日に一度、子孫や一家一門の息災や繁栄を考えるのはなかなか愉快なことである。

 日本人は過去の歴史を忘れやすい国民だ、といわれるが、未来についてても同様なのではなかろうか。just around the corner くらいの近未来にしか関心がないのである。子の幸せは考えても、孫やひ孫のそれまでは思いが及ばないのである。ましてや一家一門の行く末においてをや。

 我々の環境問題における鈍感さは「子孫長久・家門繁栄」の願いの希薄さから来ている。