2001年 2月6日 月曜日

 学習ノート
生徒の集団虐待と学校の責任 2
九つの判例


  采女 博文さんの 『いじめと人権--いじめ裁判例を読む』 【1995年度鹿児島大学公開講座 リカレント法律学−人権− 】(法学科主催) の学習ノートの続きです。全文はここの『イジメ根絶のページ』の上記論文を見てください。

3 この約一〇年来、悲惨ないじめ事件が全国的に頻発しているが、被害者の家族が裁判に踏み切ることの困難性から、裁判例はあまり多くはない。以下では、主につぎの九件の裁判例を素材として扱う。

 
 【1】定時制農業高校いじめ自殺事件・ 新潟地判昭和56(1981)年10月27日判例時報1031号158頁 (棄却:確定)
 【2】吉田小学校いじめ負傷事件・ 長野地判昭和60(1985)年2月25日判例タイムズ554号262頁 (一部認容)
 【3】三室小学校いじめ負傷事件・ 浦和地判昭和60(1985)年4月22日判例時報1159号68頁 (一部認容:控訴)
 【4】第三小学校いじめ小児神経症発症事件・ 東京地判平成2(1990)年4月17日判例タイムズ753頁105頁  
 【5】小川中学校いじめ自殺事件・ 福島地(いわき支部)判平成2(1990)年12月26日判例時報1372号27頁 (一部認容:確定)
 【6】中野富士見中学校いじめ自殺事件・ 東京地判平成3(1991)年3月27日判例時報1378号26頁 (一部認容:控訴)
 【7】羽村第一中学校いじめ登校拒否事件・ 東京地(八王子支部)判平成3(1991)年9月26日判例時報1400号39頁 (棄却:確定)
 【8】中野富士見中学校いじめ自殺事件控訴審判決・ 東京高判平成6(1994)年5月20日判例時報1495号42頁 (一部変更:確定)
 【9】鴨方中学校いじめ自殺事件・ 岡山地判平成6(1994)年11月29日判例時報1529号125頁以下 (請求棄却・確定)