2001年 1月18日 木曜日

 来週水曜日は旧のお正月 その2

 クイズの答え


 

 お正月クイズの答えは『三省堂 年中行事事典』などによると次のようになりそうである。

  1.  元旦には正月の大行事があるのに、前日の夜なんとなく特別な気分になるのはなぜか?
     かつては一日の始まりは夕刻だった。だから元旦は夕方から始まる。そうすると「NHKの紅白」は元旦最初の「国民行事」ということになるなあ。『日本大百科全書』(1998年7月1日改訂第2版)には「1日の始めの選び方は民族によって違っている。…中略… 一般に人は太陽により生活するから太陽の出没に関係することはもちろんであるが、月によって日を数える民族は太陽が沈む夕方を1日の始めとした。エジプトでは1日の始めを薄明としたようである。アラビア人、トルコ人、ユダヤ人は日没をもって1日の始めとし、ローマ人は夜半から1日を始めた」とある。日本人も月によって日を数えていたのだろう。
  2.  親であるかぎり、自分より金を持っている息子や娘からお年玉をもらえないのはなぜか?
     そういうわけで、31日の「夜の古風な過ごし方は、まず風呂に入って、年神に供え物をし、その前でおせち料理を食べながら一晩中起きている。寝ると来臨する年神の霊力が得られないのだ。早朝、年男(一家の主人)の作った雑煮をみんなで飲食する。「その際、年神に備えた餅の一部が神に代わって年長者から家族に配られるのが年玉(年霊、年賜)で、霊力のこもった年玉が配られることでめでたく年を一つ重ねることができるとみなされ」たのだそうだ。このクイズの答えは「息子や娘は年男ではないから」となる。
  3.  正月になると信仰心があるように思えない若者まで初詣に行くのはなぜか?
     正月の年神の来臨は家だけではなかった。村の祠や神社にも降りてくる。そこで一晩中火を焚いて村の神社のお堂などでこもる「年籠り」という風習があった。一晩中こもる代わりに手っ取り早く参拝だけですまそうというのが「初詣」のルーツである。