2001年 1月17日 水曜日

 来週水曜日は旧のお正月 その1


   古文を勉強するときに出来るだけ取り上げるよう努力していることに、語法の歴史的な変容がある。古文の語法の標準はだいたい『源氏物語』あたりの時代に設定されているから、ざっと1000年昔の言葉遣いだ。1000年間我々の祖先が日本語を使いつづけてきて、微細な変容が重なってついに今の言葉にまで変わって来た。

 生徒たちは、古文と今の口語の間にあるあまりにも深い溝を眼にして、外国語を見るような気持ちになっているようである。その溝に橋を架けたいのだ。

そこで

  1. にてそうらふ→でそう→です
  2. さうすべし→そーすべー
  3. かなしかりたり→かなしか(り)た(り)→かなしかった
などと古語と現代語の連続ぶりを紹介するのである。

 さて、三省堂の『年中行事』事典を見ていると、年中行事の場合も、時代とともに大いに変貌し、いまではもとの意味合いのつかめなくなったものが多いのだった。

 クイズ3題。来週の水曜日は旧正月。そこでお正月について…

  1.  親であるかぎり、自分より金を持っている息子や娘からお年玉をもらえないのはなぜか?
  2.  正月になると信仰心があるように思えない若者まで初詣に行くのはなぜか?
  3.  元旦には正月の大行事があるのに、前日の夜なんとなく特別な気分になるのはなぜか?