19981204

1998年12月4日  
今治精華高校で、理事会が前近代的な組合活動封じ込め作戦

今治精華高校教職員組合は、職場のすべての教職員に組合新聞を渡しています。組合結成以来すでに6回発行しました。
進行中の待遇改善(他校並みの待遇の実現・働きやすい職場作りなど初歩的な要求が中心です)を求める団体交渉の経過などを知らせるためです。

 学園は組合の当たり前の情報宣伝活動をきらい学校での配布をさせません。そこで組合はハガキの組合新聞を送付しています。このハガキを嫌う理事会は、最近、教員の中の「理事会派」(どこの職場にもいるものです ねえ)を使って郵送を拒否する運動を組織してきました。
今治精華教職員組合の桧垣委員長に「うちへは送ってくれるな」と直接言ってくる人もましたが、12月2日付けで愛媛私教連へ送付されてきた【申し入れ書】はこの運動の総集編とも言うべきもでした。

この文書の作成者は、自分たちが理事会の所有物である団交録音テープを聞いた上でこの文書をつくったことを明確に記述しています。教員有志が自主的にテープを聞きたいと理事者に申入れるのも不自然ですから、理事会のほうが、これを聞いてみよ、と意識的にリークしたと言うことなのでしょう。聞くところでは、そのテープは、いつでも聞けるように、ある職員室に開放してあるそうですよ。
  #ひょっとして、組合の宣伝をしてくれてるのかしら。
 となると、次の団交からは、教職員の皆さんへのメッセージも含めて発言する必要がありますね。

 ともかくも、貴重な資料となりそうですのでお目にかけておきます。

【申し入れ書】の全文は次の通りです。読みやすいように段落の後ろにスペースをいれました。

謹啓 1998年も余すところ1ヶ月、今学期の教育実践の総仕上げをいたす時節になってまいりました。

 私共、上記連名の教職員は、本校建学の精神や教育方針に誇りを持ち、その具現化に向かって邁進し、あわせて本校教育の発展に尽くそうとしている者達であります。

 さて、最近頻々として貴組合から印刷物等が本校教職員に配布・送付され、時間や労力がこんなにもあるのかなあと思いつつも、対応に苦悩しております。

 それらの内容は、主として、全く偏見による個人攻撃的なもの、会議の内容を暴露したもの、全く虚偽に充ちた内容のもの、平穏な職場の秩序を混乱させようとする内容のものに終始しており、読むに忍びない程度のものばかりです。

なかには全く初歩的で稚拙と失笑したくなる誤字・脱字のある印刷物、どこかの組合の印刷等の様式を模したものも配布・送付されているといった具合です。これは、教職員組合の発行された代物としては、恥ずかしくかつ嘆かわしい限りであります。

 このような愚劣・下品な手法によって、私共の神聖な職場を乱すような教職員組合は、多いに(原文のママ)猛省をしていただきたく存じます。

 さらにまた、貴組合の団体交渉の録音テープを拝聴する機会を得ましたが、交渉の内容に関することは、既に私共教職員が、強調的・温和な信頼関係を保った雰囲気の中で理事会と話し合い、実現されているものであったり、お願い中であったりするものばかりです。

 私共は、労働者意識よりも、まず教職員意識に立って教育実践を最優先し、しかる後に理事者側と協議・話し合いによって待遇面での善処方をお願いしており、それが好結果に結びつこうとしていることを誇りに思っている者達です。

けれども、今治精華高等学校教職員組合の方達は、年齢・勤務年数の上では、はるかに上であるにもかかわらず、職員会では全く積極的・建設的な発言がなかったり、教育に関する定見が不足していたり、生徒や保護者からの不満続出の教員であったり、したがって協調性も信頼性もはるかに低く、これを向上・改善しようとする自己努力がほとんど見うけられない状態です。

 このような教職員組合員が、再三にわたるお願いをも聞き入れず、無用な印刷物等を配布・送付したり、他団体とともに団体交渉の席に着くなど失笑千万、かつ不届きな行為といわざるを得ません。

 私共今治精華高等学校教職員有志は、思い余ったあげく、貴組合の印刷物等の配布・送付など、今後なさらないよう、ここに厳しく申入れをいたします。

敬具

この申し入れ書に積極的に賛成し名前を連ねた方々は、そうはいらっしゃらないのじゃないでしょう。いわゆる「諸般の事情」で心ならずも連名した方が多いと思います。それはそれでしかたがないことでしょう。


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